こんばんはと言うかおはようございますと言うか微妙な時間ですがIVNOと申します。
ここは感染被害の解決を行うための場所ですので、こういったハードウェアトラブルは対象外なのですが……
今回やろうとしたことは、マザーボードとCPUの換装だと思われますが、換装後にWindowsが起動しなかったのですね。
Windowsのライセンス認証は、マザーボードのシリアルナンバーに紐づけされています。
そのためマザーボードを交換してしまうと別PCと認識され、OSが動作しなくなります。
ですのでマザーボードを交換した際は、Windowsの入れ直しが必須となります。
マザーボードを交換してもWindowsが動作する場合があるのは、同一シリアルを保持している同型機があるためですね。
同型機でも生産ロットによってシリアルが変わるため、同型機だからと言ってWindowsが動作するとは限りません。
ましてや別のマザーボードとなると、確実にシリアルが変わるためWindowsは動作しません。
さて以下では一般的な解決策についてのみ記載はしますが、それ以上は申し訳ありませんが別のところでご相談ください。
可能性の低いものから記載します。
1.ケーブルの挿入箇所のミス
マザーボードに設定されている出力先と、ケーブルの接続先が異なる場合があります。
マザーボードでの設定に、グラフィックカード出力かオンボード出力かを決める項目があります。
標準では自動選択となっているのですが、グラフィックカードが挿入されている場合はそちらが優先されます。
ケーブルの接続先にお間違いがないかご確認ください。
またモニタで設定されている入力先(ケーブルの種類)と、繋いでいる入力先(ケーブルの種類)が異なる場合もあります。
モニタの入力先が間違っていないかも併せてご確認ください。
2.モニタ、ケーブルの破損
モニタやモニタを接続するためのケーブルの破損でも同様の症状が発生します。
ケーブルを交換してみて動くか、予備のモニタがあるならばそれに交換してみて動くかをお試しください。
3.残留電荷の放出
マザーボードのコンデンサ等に過剰な電気が残ったままの場合にそういった症状が発生する場合があります。
より厳密には、仕様上想定していない箇所においてバイパス回路が形成されている場合に発生することがあります。
が、その辺の理屈についての説明がご希望と言うわけでもないでしょうし、ここは割愛します。
コンセントを引き抜き、その状態で電源ボタンを押します。
こうすることで内部に溜まっていた電気が消費されるため、動作するようになります。
4.CMOSクリア
マザーボード関連トラブルを解消するための一般的な手順です。
マザーボードに同梱されている取扱説明書に記載の手順でCMOSクリアを行ってみてください。
取扱説明書がない場合は、マザーボードのメーカーのページで確認することができます。
5.接点の不具合
マザーボードトラブルでよくあるパターンとして、メモリの接点の不具合があります。
一時的な対処法として、接点復活材を使用するという方法もあります。
しかし接点、つまりマザーボードのメモリ部分の挿入箇所の物理的破損なので、所詮は一時しのぎにしかなりません。
この接点の故障は、メモリとPCIeで発生する確率が高いです。
正直1と2で解決する可能性は薄いというかほぼないですね。
3と4と5で解決する可能性はそこそこと言ったところでしょうか。
上記でも解決しない場合、申し訳ありませんがPC専門店等のほかのところにご相談ください。
- IVNO
- 2018/12/15 (Sat) 03:31:38